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スターリングシリーズ

最先端の技術で、大切な家具・建物・健康を守るウィンドウフィルムの最高峰

上質透明のポリエステルフィルムを使用し、特殊な接着層、紫外線吸収剤および、傷つき防止層(Durogard®)からスターリングは成り立っています。従来製法であるアルミ蒸着フィルムや着色・赤外線カットフィルムでは得る事の出来ない、明るさ・透明度・耐候性・熱遮蔽性能を持ち合わせる、世界最高峰のウィンドウフィルムです。

日射熱の動きとスターリングの構造

外部より降り注ぐ太陽エネルギーは、窓ガラスより絶えず室内へ侵入しています。
このエネルギーの中には「紫外線」「可視光線」 「赤外線」が含まれ、私達や家財道具などは全ての太陽エネルギーを浴び続けていることになります。

スターリングシリーズは、悪影響を及ぼす紫外線を始め、過剰に侵入する可視光線(眩しさ)、太陽熱(日射)全てをコントロールする構造を持ち合わせ、目的とするレベルに応じて室内環境を整える役目を果たします。


スターリングシリーズの特徴は、熱の要因となるエネルギー領域全体を調整し、赤外線や可視光線等の部分的な領域を選択的にカットするものではありません。
左の図に示されるように、太陽熱エネルギーの要因(※1)は可視光線が49%、赤外線が49%、紫外線が2%と、全ての波長が熱エネルギーを持ち合わせることとなり、一部領域を選択的にカットすることは、その領域が持つ熱エネルギーのみを抑えることになるからです。

※1 各波長領域区分の仕方やエネルギー量比率の考え方は参考にする文献によって多少の違いがあります。

赤外線を選択的にカット/吸収するフィルムには、熱を蓄積する特徴があり、フィルムやガラスに熱の負担を与え、「フィルム製品性能低下」、ガラスが自然に割れてしまう「ガラスの熱割れ危険度増加」など、様々なデメリットを与える可能性があります。
【例:日射吸収率の増加】

スターリングが持つ積層構造

ガラスに取り付けられたフィルムは太陽エネルギーを毎日コントロールし、室内環境を向上させる役目を果たします。
しかし、カーペットや畳と同様に、製品劣化・退色の要因となる「紫外線」や「日射熱」などのエネルギーを代わりに受け止める為、フィルムには過酷な環境に耐えうる構造が必ず必要になります。
スターリングシリーズは、一般的なフィルム構造とは異なる「積層紫外線カット層」及び、日射吸収を軽減する「金属スパッタリング層」を持ち合わせ、目に見えない紫外線を長期間に渡って遮断する性能を有し、ガラスの熱割れ現象に対してのリスクを軽減させる製品安全性を兼ね備えます。


製 品 名 称 ベース
フィルム厚
(μm)

3mm厚フロートガラスにフィルムを貼り付けた場合

総太陽
エネルギー
カット率
遮蔽
係数
日射熱
取得率
日射 可視光線

紫外線

透 過
(%)

熱貫
流率
(W/㎡K)
透過

(%)
吸収

(%)
反射

(%)
透過

(%)
反 射

(%)
 透明フロートガラス (3mm厚) 15 0.98 0.85 83 9 8 90 9 73 5.9
 STERLING 60 50 44 0.65 0.56 49 28 23 63 17 <1 5.8
 STERLING 40 50 63 0.43 0.37 28 34 39 41 33 <1 5.4
 STERLING 20 50 76 0.29 0.24 15 37 49 23 45 <1 5.4

 

※上記データは一般家庭に多く使用される3mmの透明ガラスに施工した場合の数値で、ASTM・ASHRAE・AIMICALが定める基準に従って計測された数値であり、保証値ではありません



製品の特徴

有害紫外線を長期間に渡りカット

販売されているフィルムの多くが紫外線99%カット機能を持ち合わせます。しかし、施工数年後にその機能が低下しているのか否かは誰もわかりません。それは、誰も紫外線を目視確認する事が出来ないことが理由となります。
スターリングシリーズは長期間に渡る高い紫外線カット効果を発揮させる独自構造から成り立ち、従来フィルムには成し 得なかった安心をご提供致します。
※詳しい詳細は、スターリングが持つ積層構造図をご参照ください。

 

ガラス飛散防止テスト JIS-A 5759(A法・B法)適合

安全性にも配慮されるスターリングシリーズは『JIS A-5759 A法・B法』基準に適合。万が一のガラス飛散をフィルムが 受け止め、より安全な住環境の整備に大きく貢献致します。
JIS A-5759に規定される(A法:衝撃破壊試験 B法:層間変位破壊試験)の規格値を満足し、

万が一のガラス飛散による怪我の防止、ガラス飛散のない安全な避難経路確保に大きな効果を発揮します。

 

安心の接着層

ホルムアルデヒド放散に気を配った接着層-ホルムアルデヒド JIS A-6921適合-

ウィンドウフィルムには、ガラスにフィルムを貼り付ける為の「接着層コート」が施されており、その接着層は必ず室内側に位置することになります。
このことから、有害物質(ホルムアルデヒドなど)の関係をJIS規格に規定される実験にて検証し、JIS A6921はF★★★★適合として証明されています。

採光調整機能

採光を調節し、照度ムラを一定に

可視光線をコントロールし、必要レベルに応じて採光量を調整することが可能です。
強すぎる自然光が侵入する箇所に対し、スターリングシリーズが年間を通して採光を調節します。 ブラインドやカーテンを閉める手間を軽減すると同時に、ブラインド・カーテンの変色も同時に予防する事が可能となります。

小型ガラスから大型ガラスまで、一枚で施工する事が可能

近年、住宅に使用されるガラスが大型になる傾向があります。この大型ガラスに対し、ウィンドウフィルムを2枚に分けて施工する事に満足される方はいないと思われます。それは、一枚のガラスに2枚のフィルムを施工すると『繋ぎ目』が発生し、非常に気になるポイントが発生する為です。
全ての方々に満足を頂ける事、それは『繋ぎ目を出さずに1枚で施工する事』が条件となるはずです。
全ての方々に満足を頂ける事を目的とし、スターリングシリーズは914mm~1829mmまでのフィルム幅ラインナップを取りそろえ、大型ガラスに継ぎ目を出さずに1枚でフィルム施工を行うことにより、繋ぎ目に悩まされる事なく従来通りの景色を提供する事が可能となっております。

従来フィルムに成し得ない透過性・耐久性と効果

室内から見える景色を保ち、問題となる紫外線・室内への熱流入・万が一のガラス飛散による怪我の発生などの問題点をスターリングが解決します。また、可視光線を最大約63%透過するスターリングは、フィルムを施工してある事が全く感じられない程の透明度を誇ります。また、用途に応じて種類を選ぶことが出来る為、幅広いニーズに対応する事が可能となっております。

空調設備負担を軽減させる事を目的としたフィルム選択が可能 -日照調整-

窓ガラスから侵入する過激な太陽熱や、西日対策として使用されるスターリングシリーズは、太陽エネルギーを最大76%カットします。少量の熱流入から過激な熱流入までの範囲を、相応しいフィルムの種類にて使い分ける事が可能です。1年を通して日射・熱流入をコントロールする事により、大きな負担がかかる空調設備のコストを削減する事が可能となります。

プライバシー保護効果を発揮します

室内から見える景色を犠牲にする事なく、気になる視線に対してスターリングシリーズが室内のプライバシーを保護致します。ガラスの開放感を犠牲にする事なく、気になる視線を軽減させる働きはウィンドウフィルムならではです。


家財道具の退色予防効果

紫外線を抑えることが家財道具の退色予防に繋がると多くの方に認識されています。
確かに紫外線が退色の大きな理由になっていますが、それだけでは効果的な予防策とは言えません。








製品ラインナップ

Sterling 60
Sterling 40
Sterling 20